書籍
タイポさんぽ〜書体を捨てよ町へ出よう
あの藤本 健太郎(元Nendo Graphixxx)による全国津々浦々の
切れ味するどい(というか深読みが面白い)文字考察本。
ただのユニークな文字を集めた本でも面白いのだが
藤本氏のフィルターを通すと違った見方が見えてくる。
私たちが日頃、目にする書体とは違い、路上の文字の
自由奔放で、独創的な世界を体験できます。
「こんな人にオススメ」
・フォントが好き
・昭和レトロが好き
・VOW(宝島)が好きだった
・タモリ倶楽部が好き
・トマソン(赤瀬川原平)が好き
・田舎の国道沿いが好き
本のサイズは通勤電車で見るのに最適
気軽にクスっとできて、しかもその実は奥深い
ライトなデザイン本です。
- 新書: 167ページ
- 出版社: 誠文堂新光社 (2012/8/17)
- 発売日: 2012/8/17
- 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 1.8 cm
さあ、タイポさんぽに出かけよう。
MdN特集-書体の選び方、 文字の組み方-2012年 09月号
MdN特集-書体の選び方、 文字の組み方-2012年 09月号
気がついたら出ていました。まだ届いていませんが
とても楽しみです。160ページの付録の組見本も
最近はフォントのカタログが出なくなったので重宝しそうです。
書籍の装丁、広告のキャッチコピー、雑誌の組み版など、
メッセージを伝達する手段として、
デザインにおいて文字が担う役割はあまりにも大きいことは、
言うまでもないでしょう。
しかも、日本ではさまざまな種類の文字が使われます。
中国伝来の漢字、日本独自のひらがなやカタカナ、
そして西欧圏由来の欧文と、
出どころが異なる文字を組み合わせるという、
とても複雑なことをデザイナーは日常的に行っているのです。
この特集では、そんな奥深い文字の世界の基本を、
ぎゅっとまとめてみました。
― contents ―
■書体を知る
・明朝体の特徴を押さえて使いどころを学ぶ
・ゴシック体の分類方法と正しい選び方を押さえる
・かなと漢字で書体を混植するコツを知る
■欧文書体を理解する
・欧文書体の構造や分類の方法を把握する
・従属欧文の特徴を理解してデザインに役立てる
■組みを学ぶ
・組み版特有の単位や約束事を再確認する
・和欧混植を美しく仕上げるためのセオリーを学ぶ
・ページものの版面設計のノウハウを知る
■トレンドを押さえる
・デジタルデバイスでの文字組みの最新事情を押さえる
・時代のニーズにより生まれた新標準書体の特徴を知る
■書体と文字の現場から
・クリエイターに聞く雑誌・書籍の文字選び
・「小塚明朝」設計者、小塚昌彦インタビュー ……ほか
モリサワフォント 組み見本帳
今月は、特大ボリュームのスペシャルブック
「モリサワフォント 組み見本帳」が付いてきます。
ページ数はなんと計160P! モリサワのほぼすべての
書体見本と組み見本が掲載されています。
すでにMORISAWA PASSPORTを活用している人はもちろん
導入を考えている人にも参考になる内容です。
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